里山ってどんなところ?
保育園の北側には、子どもたちが『里山』と呼んでいる丘陵地が広がっています。里山には小川が流れていて、サワガニやカエル、夏にはカブトムシやトンボ・色とりどりの蝶にも出逢うことが出来ます。沢山の生き物が住んでいる里山について、法人の理事長と実際に山に入りどんな草木が生えているのか、またどんな生き物が住んでいるのか教えていただきました。
※画像は足長バチが作る巣は木の上ではなく足元の草むらに注意!と教わっているところです。
里山に生えている草や木の中には、人が種を蒔いても発芽せず、鳥が実を食べタネを落としたものしか発芽しない植物が多くあるそうです。「小川や木々・鳥や虫たちのおかげで里山の豊かな自然があり命が輪のように繋がっている。」私たちの保育園でしか体験することができないこの『里山』で、子どもたちに豊かな体験をさせてあげたいと気持ちを新たにしました。
今回、職員が里山に生えている植物や生き物を詳しく調べ「さとやままっぷ」と、里山で見られる動植物の豆知識や注意点を記した「まるめろ図鑑」を作成しました。「さとやままっぷ」は各園、子どもたちが見られる場所に掲示し、「まるめろ図鑑」は秋になり再び里山に子どもたちと出かける時に持参する予定です。季節によって顔を見せてくれる生き物や植物は変わります。子どもたちと一緒に「まるめろ図鑑」を更新していくのが楽しみです。