ある日の室内活動(湘南わもっか保育園)
1歳児クラスは「さくらんぼらんど」になって、部屋のあちこちに様々なブースが出来ていました。
みんなで同じものをすることも楽しいけれど、自分で楽しそうなものを見つけてこれやりたい!と思うことも大切です。あらかじめ先生たちがのってきそうだなと思う楽しそうなものを部屋にちりばめておきますが、その中から選ぶのは子どもたち。他の子の楽しそうな声に仲間に入ってきたり、ずっと同じものを楽しむ子もいます。与えられたものばかりではなく、何かを選び取る、自分で考えて選ぶことも出来るようになってほしい一つです。
手先が上手に使えるようになって、ちいさなものをつまんだり、ひっぱったり、そっとのせたりすることが出来る様になってきた子どもたちは、手に触れるものすべてに触ってみたい、握ってみたい、がしゃーんとやってみたい気持ちが溢れています。そんな気持ちをくすぐる「ぷにゅぷにゅ」「ひやっとする」キラキラしたゼリーみたいな寒天遊び。
食紅で色づけられた寒天が出てくると、はじめは「なんだろう、これ?」と眺めていましたが、先生が気持ちよさそうに触っていると、だんだん仲間が増えて、最後には体に塗りたくって満足げな顔になっていました。ちょっと嫌だな‥‥と見ている子もいましたが、きっとそのうちやりたくなってくるでしょう。汚れてもきれいに洗えば大丈夫!とわかれば何でも触ってみていろいろな感触を知ることが出来ます。
2歳児クラスは七夕の夜に織姫様と彦星様が出会う漆黒の闇夜をイメージして、大きな夜空をみんなで絵の具で塗ります。後日、天の川が流れる夜空になっていくそうです。初めはおっかなびっくり、絵の具に指をちょんちょんつつくだけですが、そのうちに絵の具の感触が気持ちよくなってきた子は手のひらで。やってみるまでは時間がかかりますが、やり始めたらあっという間でした。七夕の夜空の完成が楽しみです。