手作りの夏飾り(湘南わもっか保育園)
新園舎(”わもっかん”と呼んでいます)での生活が主になり、本園舎の階段を通ることはめったになくなってしまった4歳児クラス、5歳児クラスですが、暑さがじっとりまとわりつく毎日を少しでも涼しく過ごしてほしいと、有志が先生と一緒に夏飾りを6月から地道に作ってくれました。
最初は、ステンドグラスのように陽があたってキラキラ光ったり、映った壁が色づいたりする様子を楽しめるよう薄い紙を組み合わせて根気よく泡作り。まずは先生が作っているのを見てやってみたい子が集まり、その様子を見てやりたい子が増えます。大人のやっていることをやってみたい!の気持ちは子どもたちみんなが持っています。やらせてあげることで、考えて、工夫して、やりきる力がついていきます。
次に、スイミー作り。小さい紙やべたべたくっつくのりと格闘しつつ、キレイ―!と喜んでくれる顔を思い浮かべながらせっせと作ってくれます。3歳児クラスも魚にきれいな紙を貼ってくれました。階段の外から見える大きな窓に、海の中のイメージをして、たくさんの小さな魚を泳がし、海藻や泡、次々に増えていきます。出来上がった「海の中」を見た時のみんなの反応を楽しみに、コツコツと頑張ってくれました。
誰かのことを思いながら何かをできるのは素敵なことです。また、自分が手掛けたことを喜んでくれる人がいることは大人でも嬉しいことです。早速のぞきに来てくれた2歳児クラスは見上げながら嬉しそうに大喜びでした。喜んだ顔を見たら嬉しくなって、まだまだ増えるかもしれないですね。