幼虫の世話 ( 湘南まるめろ保育園・・・4歳児 )
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夏の時期に育てていたカブトムシの産卵に成功した4歳児クラス。卵をじっと育てて待つ時期もありましたが、それまでの間は土を湿らせて環境作りに励んできました。そんな卵も今では大きく逞しい幼虫の姿に形を変えています。子どもたちと久しぶりに飼育ケースの中を覗いてみると、何やら茶色いコロコロしたものがたくさんありました。…そうです。幼虫の排泄物!!
これを見た子どもたち、先生は「お家をきれいにしよう」と張り切った様です。併せて土の交換も行いました。飼育ケースから幼虫を傷つけないようにそーっと出してあげました。遠くから見守っている分には「かわいいなぁ」と感じるようですが、実物を近くで見ると「怖いな…」という子もいました。触れる友だちは手の平に乗せて、見せてくれたり可愛がったり…そんな様子を見て、苦手意識のあった子も勇気を振り絞って触ってみよう!という気持ちになった様です。そして、ようやく触ることができました。
その他にもアイテムとして虫メガネを用意しました。子どもたちはさらに興味を持ち、幼虫の体の線や模様、目の位置、お尻、触覚、足など様々な部分が何処にあるのか、何色なのか等じっくり観察したそうです。

これから少しずつ暖かくなる時期を迎え、さなぎになることを一緒に楽しみながら、夏には元気いっぱいのカブトムシが孵ることことを待ちたいと思います。