団子作り・・どんど焼きに向けて ( 湘南まるめろ保育園・・・5歳児クラス )
今日1/11は「鏡開き」。お正月の間、年神様が宿っていた鏡餅を下ろして食べ、1年の無病息災を願う日本の伝統的な行事です。年末年始にはこうした日本古来の伝統行事や風習がたくさんあり、子どもたちにも体験させてあげる良い機会だと考えます。
そんなお正月行事のひとつに「どんど焼き」があります。日本各地でその呼び名が違い、「どんと焼き」「左義長」「鬼火やき」「道祖神祭」などいろいろ…小正月にあたる1/15に松の内まで飾っていた松飾やしめ縄などを燃やす火祭りのことです。正月飾りを目印に家々に来てくださった年神様を見送るという意味もあるようです。どんど焼きの火で焼いたお餅やお団子をいただくと1年間無病息災でいられるという説があり、保育園でも毎年3色の団子を作り枝に刺してこの伝統行事を体験しています。
例年、どんど焼きの団子作りは5歳児クラスの担当です。昨日子どもたちが丁寧にまあるく団子作りをしてくれました。どんど焼きについて話しを聞いた後、いよいよ団子作りです。上新粉の白色の他、桃色・緑色に色付された3色を丸めていきます。同じくらいの大きさで綺麗な団子がたくさん出来ました。まだこの時点ではほんのり色付いた団子ですが、蒸しあがると鮮やかな色へと変身します。厨房にお願いして蒸したもらった団子を枝に刺して飾るのも任せました。綺麗に飾られた団子の木は5歳児クラスの保育室前の柱に飾ってあります。
みんなが元気で大きくなりますように…と願いを込めて!
※今年もコロナ禍の為、団子を焼いて食すことはしませんが、団子作りを通して、園児や保護者の皆さまの無病息災を祈っています。