形を使って ( 湘南まるめろ保育園・・・5歳児クラス )

保育園での製作は季節に合わせたものや、子どもたちの発想や興味から取り組み始められるようにしています。5歳児クラスでは今回「形」に着目をして取り組みました。まずはみんなで身近にある「形」について考えてみることにしました。いつもは何気なく見ているものも、意識をすることでいろんな「形」があちこちにあることへ気付いていきます。こんな発想遊びも楽しいものです。一人ひとりの豊かな発想力と柔軟な頭で考え、いろんな形が存在することを発見した子どもたちでした。

さぁいよいよ製作の開始です。まずは自分の好きな色の画用紙を選び、好きな形に切り貼り合わせてみることに…。そこへマーカーペンを使い絵を足したりもしていきました。クラスの中には発想豊かな子もいて、驚くようなアイディアが出てきます。そんな友だちの作品から刺激を受けることも…。初めは「真似て!」でも良いのです。肝心なのは楽しむこと!
「エイリアンがたくさんだ!」「恐竜に見えるね」「ママとパパだよ」など、クラス中からアイディアがどんどん溢れてきました。同じ形であっても、人によって見え方が全く変わることも面白さの一つだと思います。

製作を通して「もの」を作る作業だけに留まらず、自分とは違う発想や考え方があり、それを少しずつ受け入れるということも学んで欲しいと願います。工作遊びが大好きなりんご組は自由遊びの時間にも廃材を使って遊びます。自由な表現を楽しみ、遊びをどんどん発展して欲しいです。